育児の重要性について
親や家庭環境が子どもに与える影響は、好むと好まざるに関わらず大きいと言えます。ですから、育児とは苦労が多く、責任も大きいもの。そこで、育児の重要性について考えてみましょう。子どもの一生を左右すると言っても言い過ぎではないくらい、子どもにとって親の影響は無視できないものです。また、父親と母親では、役割も子どもに与える影響も少しずつ違いがありますが、どちらも欠かせない存在です。育児の重要性と親の影響について、詳しくお伝えします。
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親次第で子どもの一生が決まる
親は子どもに良い影響も悪い影響も含めて、大きな影響力を持っています。だからこそ、親としてどのように育児へ関わっていくのか、悩みは尽きないと言えます。子どもが家庭環境から受けた影響は、子どもの人格形成や学業、仕事、人間関係、そして結婚してからの家庭生活などにも関わってきます。子どもが生きていく道を決定付けると言っても間違いではありません。育児は責任の大きなことなのです。父親も母親も、親として育児の重要性を理解し、意識しながら日々子どもと関わっていくことが大切です。
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父親から受ける影響とは
父親は育児においてどのような影響を与えるのでしょうか。実は父親の影響は大きく、むしろ父親にしかできないこともあるという研究結果がでています。父親との関わりがある子どもは、安心して自分を伸ばしていきます。ところが、父親との関係が希薄である場合には、人格形成や人との関わり方に問題を抱えてしまう可能性もあるのです。これは、子どもの成長にとってマイナスになります。母親の手伝いという枠を超えて、父親からの積極的な育児への参加が求められます。そのためには、母親の理解と協力も欠かせないのです。
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母親が働くことによる子どもへの影響
働く母親は、子どもにどんな影響を与えるのでしょうか。現在働いている母親も、これから職場復帰しようか悩んでいる母親も、働くことが育児に悪影響を与えるのではないか、と悩んだことが一度はあるのではないでしょうか。ところが母親が働くことは、子どもに悪影響を与えるわけではなく、むしろ好影響を与えているという研究結果がでています。また、早くから保育園などで他の子どもと集団で育つことや、母親以外の人に預けられて育つことは、子どもに良い影響を与え、母親との関係も良好になることが報告されています。